自宅でコーヒーを美味しく保存しよう
自宅で美味しいコーヒーを飲みたいから、
お気に入りの豆を切らさないようにしているという方も多いのではないでしょうか。
ただ、コーヒー豆の保存を間違うと、美味しかったはずのあの味が楽しめなくなってしまいます。
今回は、自宅で上手にコーヒー豆を保存するコツをお伝えします。
■コーヒー豆も野菜のように鮮度が大切!
過去のブログでもお伝えしたとおり、コーヒー豆にも美味しくいただける「賞味期限」があります。
買った時の香ばしさやふくよかな味わいを保つには、野菜と同じように鮮度に気を配って保管することが大切です。
1. 開封したものはできるだけ早く飲み切る。難しければ冷凍保存
開封するとそこから酸化が始まり、味わいが変化していきます。
浅煎りのコーヒー豆は1週間が過ぎた頃から味わいが落ち着くというケースもありますので、一概に期間を決めることはできませんが、1週間〜1か月以内に飲み切るようにしましょう。
長期間保存したい場合は冷凍保存もできますが、解凍の仕方を間違うと味わいが落ちてしまうというデメリットもあります。
豆を量り売りしてくれるようなお店でしたら、その豆の状態によってアドバイスをもらえる可能性が高いので、相談してみるといいでしょう。
2. 常温保存するなら空気や光に触れないように!
ジッパー付き保存袋などの密封できる袋に、空気を抜いて保存するのがおすすめです。さらにアルミで覆われたものなど、光に当たらないような工夫ができるとより効果が高まるでしょう。
ガラス製のコーヒーキャニスターもありますが、密閉できないことと光を完全に通してしまうため、長期保存には向きません。
1週間程度で飲み切る分量だけを取り分けて入れておく分には問題ないようです。
3. 涼しく、乾燥した場所に保存する
コーヒー豆には、光のほか、湿気や高温も大敵です。
冷蔵庫が適しているように思われますが、豆が冷え過ぎてしまい、実際に淹れる時に風味が落ちる可能性もあるためおすすめできません。
最も良いのは、光を遮ることができ、かつ温度・湿度が一定に保たれるパントリー(ストックスペース)などだと言われています。
■飲み切れる分を、こまめに購入するのがベスト!
このように、美味しいコーヒーを美味しいままで楽しむためには、コーヒー豆の保存に多くの配慮が欠かせません。粉の場合はもっと気配りが求められます。
その手間を考えると、挽きたての豆を1〜2週間で飲み切れる分だけ、こまめに購入していくのが最も適しているのではないでしょうか。
コーヒーショップの方とおしゃべりしていろいろな豆を試し、ご自分の好みのコーヒーを見つけていく過程もきっと楽しいはずですよ。