珈琲焙煎士(ロースター)が教える、家庭で美味しいコーヒーを入れるコツ
TAISETSU coffeeのコーヒー豆をご購入いただいたお客様から、「自宅で美味しいコーヒーを入れるにはどうしたらいいでしょうか?」というお問い合わせが来ました。
そこで今回は、珈琲焙煎士(ロースター)である、オーナーのカール・ウィルコックが「家庭での美味しいコーヒーの入れ方」をご紹介します。
大切なことは3つ。
1. 新鮮な豆・粉を使うこと
2. コーヒーミル(コーヒーグラインダー)選びに手を抜かないこと
3. あなたの好みの味を見つけ出すこと
では、ひとつずつ見ていきましょう。
素材の質がものを言うのはコーヒーも同じ。
できれば焙煎してから1か月以内に使い切るようにしましょう。
深煎りの豆はロースト日の翌日から美味しく飲めますが
浅煎りの場合は1週間〜10日ほど経ってから飲むと、より味わい深くなります。
これは、焙煎した時に豆に含まれるガス(二酸化炭素)が関係しています。
コーヒーを入れるという行為は、コーヒー豆とお湯とを触れさせてエキスを抽出することなのですが、ここにガスが多く含まれていると、豆とお湯との接触がうまくいかず、美味しいコーヒーが抽出できない場合があるためです。
深煎りの豆はロースト時に余計なガスが抜けますが、浅煎りはロースト時に残ったガスが1週間ほどかけて抜けていくため、少しおいた方が美味しいと言われています。
とは言ってもあまり置きすぎると新鮮さも失われていきますので、「1か月以内に飲み切る」がちょうど良い目安になります。
実は一番のキモと言っても過言ではないのが、コーヒーミルの質です。
どんなに美味しい豆を使っても、品質の悪いミルや、入れ方に適さない弾き方をしてしまうと、豆本来のポテンシャル引き出すことはできません。
ちなみにオーナー・カールのおすすめは
人それぞれの好みはもちろん、その時の体調や気分によって欲しい味は異なります。
新しい豆や道具を新調した際には、少しもったいないかもしれませんが、何度か淹れてみて、「自分好み」の味を見つけてみてください。
一般的に喫茶店などで新しい豆を入れた時には、1kg程度以上の豆をテイスティングに使うと言われています。
ご家庭でそこまですることは難しいでしょうから、テイスティングも兼ねて味わいの異なるコーヒーを入れること自体を楽しんでみてはいかがでしょう。
今回は、コーヒーの美味しい入れ方についてご紹介しました。
少しずつ自分好みの味を試したり、新鮮な豆を使うには、少量ずつ購入することがおすすめです。
TAISETSU coffeeでは300gパックのコーヒー豆・粉を販売しています。
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